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コンテンツ・ビジネスが地域を変える 

コンテンツ・ビジネスが地域を変える 長谷川文雄/水鳥川和夫 著

長谷川文雄/水鳥川和夫 著

発売日:2005.04.14
定価:2,200円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-2146-6

品切れ

この本の内容

▼世界中から熱い注目を集め、鉄鋼、自動車、半導体に続く日本の基幹産業という人もいるほどの成長を遂げた日本のコンテンツ産業。本書では映画・アニメ・ゲーム・漫画・音楽、そして出版といった情報・文化形態をトータルに捉え「コンテンツ」と定義します。▼日本のコンテンツ産業の現状をつぶさに分析し、その制作・立地の場として「地方」に注目したところが本書のキモです。▼わが国のコンテンツ産業の発展と地域振興の相乗効果を説き、将来の人材育成やファンドのあるべき姿、地域産業プロジェクトモデルなどを提案する。わが国のコンテンツビジネスの未来を切り開くまったく新しい提言の書。

目次


1章 日本発のコンテンツは世界を変える
2章 コンテンツがまちをおこす
3章 コンテンツ産業の立地と地域産業創成プロジェクト
4章 コンテンツ産業の地域育成システム
5章 産業地域ファンド
6章 コンテンツビジネスが地域を変える
あとがき
参考文献

著者紹介

編集者 長谷川 文雄(はせがわ ふみお) 東北芸術工科大学 大学院長 1948年東京生まれ。電気通信大学大学院修士課程終了後、清水建設、総合研究開発機構、マサチューセッツ工科大学、東京大学先端化学技術研究センターを経て2002年より現職。 放送大学客員教授。工学博士。郵政省電気通信審議会専門委員、通信放送機構山形映像アーカイブリサーチセンタープロジェクトリーダーなど歴任。 主な著書に『マルチメディアが地域を変える』(電通)、『情報革命の光と影』(NTT出版)、『Content Production Technologies』(John Wiley出版社)等。 水鳥川 和夫(みどりかわ かずお) 東北芸術工科大学大学院コンテンツ・プロデュース領域 教授 1950年千葉県生まれ。東京大学工学部工学科卒業。工学博士。(株)コスモプラン代表取締役。オフィス等情報型産業の立地論、インターネット・ビジネスに関する研究のほか、埼玉県川口市「SKIPシティ(さいたま映像産業拠点)」など中央政府、自治体の情報関係の地域振興プロジェクトにも携わる。 主な著書に『ビット産業釈迦における情報化と都市の将来』(共著、慶應義塾大学出版会)『日本型インターネット・ビジネスの探求』(ケイブン出版)など。 白神 浩志(しらがみ ひろし) 1951年宮城県仙台市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学大学院工学研究科修士課程修了。同博士課程単位取得。都市計画コンサルタント、地図情報システムSE、情報システム・コンサルタントを経て、現職。専門はゲーム・プログラミング、ゲーム・デザイン論。 松村 茂(まつむら しげる) 1959年東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。工学博士。専門分野はe―ビジネス、起業家支援、地域活性化、地域経営、都市工学。 主な著書に『生活都市の時代 リビジョン東京』(イーストプレス)、『未来史の中のメガシティ』(三田出版会)『マルチメディアが地域を変える』(電通)『地域の価値を創る』(時事通信社)など。 青山 竜文(あおやま たつふみ) 1972年大阪生まれ。東京大学経済学部卒。日本政策投資銀行新産業創造部調査役。同部にて、ベンチャー企業向け融資やコンテンツファイナンスに従事。新株予約権付融資や、SPC方式によるアニメーション制作資金融資など日本初の融資スキームを手掛ける。 丹野 光明(たんの みつあき) 1952年福島県郡山市生まれ。東北大学経済学部卒。日本政策投資銀行設備投資研究所長。専門分野は、ベンチャービジネス支援、地域開発等。