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イメージの生と死 

イメージの生と死 レジス・ドブレ 著

レジス・ドブレ 著

嶋崎正樹 訳

西垣通 監修

発売日:2002.08.09
定価:6,050円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0072-8

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この本の内容

西洋における「まなざし」の歴史を辿り、「イメージ」が生まれいづる古代からオーディオビジュアルの映像圏の現代までを大きく俯瞰する。メディオロジーによる新しい知的冒険の試み。

目次

第1部 イメージの起源
第1章 死による誕生
第2章 象徴の伝達
第3章 キリスト教の知恵
第4章 宗教唯物論に向けて

第2部 芸術の神話
第5章 果つることなき歴史の螺旋
第6章 「古代芸術」という亡霊の解剖学
第7章 芸術の地理学
第8章 まなざしの三つの時代
第9章 望みを絶たれし宗教
第3部 スペクタル後
第10章 ある動乱の年代記
第11章 映像圏のパラドクス
第12章 純粋遠隔視の弁証法

著者紹介

【著者】
レジス・ドブレ
フランスの作家・思想家・哲学者。
『レジス・ドブレ著作選』(1.メディオロジ-宣言、2.メディオロジ-入門、3.一般メディオロジ-講義、4.イメ-ジの生と死)(すべてNTT出版)などがある。

【訳者】
嶋崎正樹(しまざき・まさき)
仏語翻訳家・放送通訳。
訳書に『<反>哲学教科書』『ヴァーチャルという思想』『レジス・ドブレ著作選』(すべてNTT出版)がある。

【監修者】
西垣通(にしがき・とおる)
東京大学大学院情報学環教授。専攻は情報学、メディア論。
著書に『情報学的転回』(春秋社)、『ウェブ社会をどう生きるか』(岩波新書)、『基礎情報学』(NTT出版)など多数あり。