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都市の変異 

都市の変異 TNプローブ 編

TNプローブ 編

浅田彰/磯崎新 著

発売日:2002.07.08
定価:3,190円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0071-X

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この本の内容

経済のグローバル化やIT革命によって、さまざまな境界が流動化し、ヒト・モノ・マネー・情報の流れが、ダイナミックに、かつスピーディーに交錯するなかで、加速するアーバン・ミューテーションに迫る。

目次

プロローグ――都市の変貌が加速されている……磯崎新
ショッピング・ラゴス・珠江デルタ・ローマ都市……レム・コールハース
討議 レム・コールハース+岩井克人+長谷川祐子+浅田彰+磯崎新
エキシビション・シティ……ハンス=ウルリッヒ・オブリスト
ヨーロッパ――都市の新しい状況……ステファノ・ボエリ
アメリカとの契約――究極のアーバニズム……サンフォード・クインター
都市――「地形が示すもの」と[空間と化した力」……サスキア・サッセン
マテリアル・シティ――現代都市の実践に関する諸考察……アレハンドロ・ザエラ=ポロ
狂乱のあと――アムステルダムのメディア文化とデジタル都市……ヘアート・ローフィンク
メイド・イン・トーキョーの風景――多重なる社会性……塚本由晴+貝島桃代
失われた記憶?――ベオグラードの新しい状況……セルジャン・ヨヴァノヴィッチ・ヴァイス
entreport@singapore.world――シンガポール:再考される情報ハブ都市……ミルトン・タン
グローバル化の遠近法――東京の現在位置……五十嵐太郎+姜尚中+森川嘉一郎+吉見俊哉+浅田彰+磯崎新
エピローグ……浅田彰

著者紹介

浅田彰(あさだ・あきら)
京都造形芸術大学教授。
著書に『構造と力』(勁草書房)、『逃走論』(筑摩書房)など多数あり。

磯崎新(いそざき・あらた)
ポストモダンの代表的な建築家。
おもな著書に『建築における「日本的なもの」』(新潮社)、『空間の行間』(共著、筑摩書房)などがある。