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この時代に想う テロへの眼差し 

この時代に想う テロへの眼差し スーザン・ソンタグ 著

スーザン・ソンタグ 著

木幡和枝 訳

発売日:2002.01.29
定価:2,090円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-4034-7

品切れ

この本の内容

2001年9月の同時多発テロ以降に書かれた3つのテクスト、1993年に発表された「サラエヴォでゴドーを待ちながら」、1999年の大江健三郎との往復書簡、2001年2月の講演「戦争と写真」などを収録。

目次

プロローグ スーザン・ソンタグ2002.2(書き下ろし)
Part1
After September 11(国内未発表)
2日後に ベルリンにて 2001.09.13
1週間後に パリにて 2001.09.19
数週間後に ニューヨークにて 2001.10.06
Part2
サラエヴォでゴドーを待ちながら
未来に向けて――往復書簡(スーザンソンタグ×大江健三郎)
戦争と写真――アムネスティ講演 2001.2.22(世界初公開原稿)
エルサレム賞記念スピーチ 2001.5.9(国内未発表)

エピローグ(訳者あとがき) 木幡和枝

著者紹介

スーザン・ソンタグ
1933年生まれ。
批評家・作家。代表作である『反解釈』から、自らの癌体験をもとに、病いに表象される制度を批判した『隠喩としての病い・エイズとその隠喩』まで、米国で最も精力的な知的営為を続ける批評家のひとり。
著書=『ハノイで考えたこと』『写真論』『ラディカルな意志のスタイル』(以上、晶文社)、
『隠喩としての病い・エイズとその隠喩』(みすず書房)、『反解釈』(ちくま学芸文庫)など。
また、弊社の『オペラシティの彼方に』(磯崎新対談集)や『シンポジウム3』(柄谷行人編著、太田出版)に対話が採録されている。