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日本の繊維産業 なぜ、これほど弱くなってしまったのか

日本の繊維産業 伊丹敬之/伊丹研究室 著

伊丹敬之/伊丹研究室 著

発売日:2001.03.30
定価:3,300円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-2066-4

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この本の内容

明治時代から第二次世界大戦後の1970年代にわたり、繊維産業は日本のリーディン グ産業であり続けた。しかしその繊維産業が、いまあえいでいる。国際競争力はなく なり、衰退産業のレッテルを貼られるまでになった。この栄光と凋落の歴史を豊富な データを駆使して検証し、なぜ凋落するにいたったのか、再生の道はあるのかを中心 に、製糸産業から織物産業、アパレルまで、繊維産業全般にわたって分析する。

目次

総論
1章 栄光と凋落と:日本の繊維産業の概要と小史
2章 国際環境の変化と日本の輸出入、海外進出
3章 小さすぎる規模、複雑すぎる構造
4章 進む技術、迷走する戦略
5章 内向きの構造、弱いつながり:アパレル産業の構造とつながり
6章 「逃げる」と「借りる」:アパレル産業の戦略と技術
7章 地域社会か、国際競争力か:揺れ動く繊維政策

著者紹介

伊丹 敬之(いたみ ひろゆき)
一橋大学名誉教授。
1945年、愛知県生まれ。
著書に『経営戦略の論理 第3版』(日本経済新聞社)、『場の論理とマネジメント』(東洋経済新報社) など多数あり。
共著書に『見えざる資産の戦略と論理』(日本経済新聞社)、『ビジネススクール流 知的武装講座』(プレジデント社)など多数あり。