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サラリーマン税制に異議あり! 

サラリーマン税制に異議あり! 斎藤貴男 著

斎藤貴男 著

発売日:2001.02.02
定価:1,320円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-2054-0

品切れ

この本の内容

第二次大戦中、手っ取り早く戦費を調達するために考え出されたイレギュラーな税制が、なぜ戦後もサラリーマン税制として残されたのか? それは戦後民主主義にどのようなダメージを与えたのか。綿密な取材とデータで謎と問題点に迫った本書は、具体的な政策提言であると同時に巧まざる歴史ノンフィクションともなっている。

<推薦の言葉>「サラリーマンから不公平感・重税感が消えないのは、国の都合で作られた現行税制が『納得して税金を払えるシステム』になっていないからだ。本書は、日本の税体系が作られた経緯を解き明かしながら、サラリーマンが納税者としての自覚を取り戻すための打開策を明解に指し示す。すべての税制論議の前提として一読を勧めたい」前政府税制調査会会長/千葉商科大学学長/慶應義塾大学名誉教授加藤 寛先生

目次

序 章  いま改めて税制を語るわけ
第一章 それは戦時増税の手段として
第二章 源泉徴収・年末調整の意義と仕組み
第三章 政府のメリット 国民のデメリット
第四章 サラリーマン税制は憲法違反ではないのか
第五章 給与所得控除が抱えるその他の矛盾
第六章 サラリーマンは「税痴」でいいのか

著者紹介

斎藤 貴男(さいとう たかお)
ジャーナリスト