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旅路のアマデウス 

旅路のアマデウス 井上太郎 著

井上太郎 著

発売日:1996.09.17
定価:1,388円
サイズ:四六判変型
ISBNコード:4-87188-627-1

品切れ

この本の内容

神に愛された天才の短い生涯は、よき理解者を求めての旅の連続だった。ロンドン、ミラノ、ボローニャ、プラハ…。旅先から父にあてた夥しい書簡に記された、若き日の素顔。

目次

はじめに
序章 ザルツブルクからの離脱
第1章 ミュンヒェン 1774年(18歳)、77年(21歳)、81年(25歳)
第2章 アウクスブルク 1777年(21歳)
第3章 マンハイム 1777~78年(21~22歳)
第4章 パリ 1763年~64年(7~8歳)、1778年(22歳)
第5章 ロンドン 1764年~65年(8~9歳)
第6章 ブレンナー峠 1769年(13歳)
第7章 ヴェローナ 1769~70年(13歳)
第8章 ミラノ (1) 1770年(14歳)
第9章 ボローニャ 1770年(14歳)
第10章 フィレンツェ 1770年(14歳)
第11章 ローマ 1770年(14歳)
第12章 ナポリ 1770年(14歳)
第13章 ミラノ (2) 1770年(14歳)
第14章 ヴェネツィア 1771年(15歳)
第15章 ミラノ再訪 1770~71年(16歳)
第16章 最後のイタリア旅行 1772~73年(16~17歳)
第17章 ウィーン (1) 1762~63年(6歳)
第18章 ウィーン (2) 1767~69年(11~12歳)
第19章 ウィーン (3) 1773年(17歳)
第20章 ウィーン (4) 1781~86年(25~30歳)
第21章 プラハ 1787年(31歳)
第22章 ベルリン 1788年(32歳)、1789年(33歳)
第23章 フランクフルト 1790年(34歳)
終章 象徴の旅 1791年(35歳)

著者紹介

井上 太郎(いのうえ たろう)
評論家。1925年生まれ。早大理工学部学。平尾貴四男に作曲理論を学ぶ。出版会に入り文芸書、音楽書の企画・編集に従事し、中央公論社書籍部長などを歴任。84年より執筆活動に専念。モーツァルトに関する一連の著作は、最新の学問的研究と達意の文章で幅広いファンを持つ。
著書に『モーツァルトのいる部屋』『モーツァルトのいる街』(以上ちくま文芸文庫)などがある。現在、湘南モーツァルト愛好会会長、日本バイオミュージック学会常任幹事。