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国際・学際研究　システムとしての日本企業 

国際・学際研究　システムとしての日本企業 青木昌彦/ロナルド・ドーア　著

青木昌彦/ロナルド・ドーア　著

NTTデータ通信・システム科学研究所　訳

発売日：1995.12.05
定価：5,874円
サイズ：A5判
ISBNコード：4-87188-404-X

品切れ

この本の内容

日本企業の競争力の源泉は何か。内外第一線の研究者の共同研究による「日本企業」研究の決定版。学際的分析、システム性の認識、多様性の認識、国際比較的視点などの明快な分析指向が特長。

目次

序章
第1章　システムとしての日本企業――英文文献の展望と研究課題
第2章　技能形成の方式と報酬の方式――日本の職場で
第3章　二つの品質のパラダイムと組織学習
第4章　日本の多国籍企業における技能訓練・生産性・品質管理
第5章　インセンティブ理論の見地からみた日本企業の人的資源マネジメント
第6章　日本企業の研究開発
第7章　日米半導体産業における研究開発組織
第8章　製品開発組織における調整・分業化・インセンティブ
第9章　グローバル化の途次にある企業ネットワークの中での生産と流通のコーディネーション――日本の自動車産業で達成されたフレキシビリティの評価
第10章　中小企業・参入障壁・戦略的提携
第11章　企業集団とメインバンク制度――その経済的役割
第12章　株式持合いとコーポレート・ガバナンス
第13章　日本におけるコーポレート・ガバナンスの発展――歴史的パースペクティブ
第14章　平等性と効率性のトレードオフ――日本の認識と選択
訳者あとがき

著者紹介

青木　昌彦(あおき　まさひこ)
スタンフォード大学経済学部教授。専攻、理論経済学1938年生まれ。
主な著書に『現代の企業』(岩波書店、1984年、サントリー学芸賞受賞)、『日本経済の制度分析』(筑摩書房、1992年)など多数。
ロナルド・ドーア(Ronald.P.Dore)
ロンドン大学経済パフォーマンス研究所特別研究員、マサチューセッツ工科大学政治学部兼任教授。1925年英国ボーンマス生まれ。
主な著書に『日本の農地改革』(岩波書店)、『不思議な国ニッポン』(筑摩書房)など多数。
【訳者】NTTデータ通信株式会社　システム科学研究所
社会科学・人間科学・情報科学の融合領域を研究するNTTデータ通信の社内シンクタンク。「人間中心の温もりのある情報システム」の具現化に向け、新しい社会の核となるシステムコンセプトを創造、提案している。