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ハプスブルクの旗のもとに 

ハプスブルクの旗のもとに 池内紀 著

池内紀 著

発売日:1995.06.30
定価:1,388円
サイズ:四六判変型
ISBNコード:4-87188-600-X

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この本の内容

欧州中央に栄華を極めたハプスブルク帝国の諸都市を巡りながら、その不思議の帝国の風景と心象を読み解く。ドイツ文学者であり、大いなる旅行家である著者の渾身の書き下ろし。

目次

1.影人形 ウィーン
2.帝国街道 ツナイム
3.謎など プラハ
4.古い標識 ブラティスラヴァ
5.老人の夢 メラーノ
6.八角時計 リュブリャーナ
7.石の像 クラクフ
8.不思議の獣 シュタインアーマンガー
9.カコ!カコ! ルスチュク
10.海洋博物館 トリエステ
11.終わりの始まり サライェボ
12.「本日、町を出る」 インスブルック
13.辺境の子 ブロディ
14.ドロテウム街 ウィーン
15.ハプスブルク略年譜
16.ハプスブルク都市案内
17.あとがき

著者紹介

池内 紀(いけうち おさむ)
東京大学文学部教授。ドイツ文学者にして大の旅行好き。温泉をこよなく愛す。
著書『海山のあいだ』(マガジンハウス)で講談社エッセイ賞。ほかに、『ウィーンの世紀末』(白水社)などがある。